がんとは?
私たちの体を作っている細胞の総数はおよそ60兆個にもなります。それらの細胞は常に様々な傷を受けています。傷を受けると、細胞は速やかに修復しようとします。ところが、細胞に何らかの遺伝子の異常が起こり、細胞が増殖を繰り返し、止まらなくなってしまうことがあります。そうして何年もかけてできた異常な細胞のかたまりの内、生命を脅かすものががんです。悪性腫瘍あるいは悪性新生物とも呼ばれます。がんは近くの組織に侵入(浸潤)したり、一部が血管やリンパ管を通って離れた臓器に転移し、そこでも増殖したりします。
このため、正常な組織や臓器がむしばまれ、放置すれば生命の危機にさらされることになります。
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少しデータが古いですが、がん患者の数は年々増加しています。その原因は生活習慣にあるとも言われており、これから先もがん患者の数は増えることが予想されています。
活性酸素に関しては今から50年以上前に米国の生化学者フリードビッヒ博士によって解明され、その後世界各国で研究が行われてきました。
その結果、人が罹るあらゆる病気に活性酸素が関与していることが明白になりました。今や病気の90%は活性酸素が原因だということが判明したのです。それでは残りの10%は何かといいますと、風邪やエイズ、また最近増えてきている結核などの菌が体内に入っておこる病気、すなわち感染症です。
これは、がんも例外ではありません。実は、がんの原因の1つにはこの活性酸素が強く関係していると言われています。では、なぜ活性酸素ががんの原因の1つとなるのでしょうか?その鍵を握るのは細胞です。
活性酸素とは?
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活性酸素が増えると体によくない…最近そんな話をよく耳にしませんか。肌のしみやしわといった老化現象から、動脈硬化やがんなど多くの生活習慣病の原因として、活性酸素がクローズアップされています。
活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。私たちは呼吸によって大量の酸素を体内に取り入れていますが、そのうちの約2%が活性酸素になるといわれています。
活性酸素は殺菌力が強く、体内では細菌やウイルスを撃退する役目をしています。ところが活性酸素が増えすぎると、正常な細胞や遺伝子をも攻撃(酸化)してしまうのです。
生体内で発生した活性酸素種は、抗酸化物質や抗酸化酵素の働きにより大半が消去されますが、過剰に発生した活性酸素種は DNA、脂質、酵素、タンパク質 といった重要な生体成分を酸化させます。こうした生体成分の酸化損傷は、老化現象の亢進だけでなく、糖尿病、高血圧、動脈硬化などの生活習慣病を はじめとする様々な疾患の発症に深く関わっていることが 明らかにされつつあります。活性酸素種/フリーラジカル自体は、反応性が高いため、生体内における半減期が比較的短く、直接測定することは困難です。 そこで、比較的安定な物質である酸化損傷マーカーを用いることで、生体内における活性酸素の発生状況を知ることができます。
活性酸素を無くしてくれるのが水素水!
水素は細胞やミトコンドリアへの作用も期待できる抗酸化物質です。癌細胞内ミトコンドリアのDNAは、エネルギーを産出する過程で大量の活性酸素を発生させます。
癌に対する水素の作用として、正常な細胞の活性化が挙げられますが、それ以外にも、水素が癌細胞内のミトコンドリアへ作用することにより、癌の転移を抑制することが期待できるのです。
現在、抗癌剤治療で使われる製剤には、さまざまな副作用があります。例えば「シスプラチン」という抗癌剤は、癌細胞のDNA鎖と結合することで、DNAの複製を妨げ、癌細胞を死滅させる効果を持っていますが、反対に、腎不全などの腎臓機能に障害をもたらす副作用を持っています。
そして、水素にはこの腎臓機能障害を軽減する効果があります。加えて、水素はシスプラチンの癌細胞を死滅させる機能には全く影響を与えないため、シスプラチンを投与しながら、同時に水素を活用するということが可能です
水素水の効果はあくまでも補助的にそして予防のみです!
現在研究によって水素水のがんの予防や治療に効果的であることは、徐々に証明されてきていますが、しかしまだ補助の段階です。そのため、がんの患者様等は、あくまでも水素水を治療の補助として使用することをお勧めします。
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